焼津市近辺認知症介護家族会です。それぞれの介護の形がありますが悩みは共通?!ひまわりの会に参加して話をしてみませんか?
41.紙パンツ・・・
パンツを脱いだら、洗濯をする。確かにそうなんだけどさぁ。紙パンツと気付かずに洗濯しているのか、ただ捨てるのがもったいなくてそうしているのかは、謎。それにしても、高分子ポリマーってすごいね。洗濯機の中でパンパンに膨らんで、重くて取り出せないよぉ〜。 (40代女性)
42.よくやった・・・
あの頃の君には、あれが精一杯だったんだよ。よくやったよ。頑張ったじゃない!そうやって時々自分を慰める。そうでもしないと、後悔ばかりで押し潰されてしまいそうになる。空に向かって「ごめんね」と言う言葉を飲み込む。 前へ進むために。 (50代女性)
43.義母去りしし・・・ 四年間の自宅介護に限界を感じて、義母に施設に入所してもらった。あんなに楽になりたいと思っていたのに、帰宅してがらんとした空間を見ると心に穴が開いたような寂しさを感じた。 そして気付いた。私は義母がいやだったのではなく、常に束縛される介護がいやだったのだと。 (50代女性)
44.平穏の・・・
大腸がんステージWの義父。 認知症の義母の事を思ってか、はたまた大好きなお酒を止めたくないのか、積極的治療をしない事を自ら決め、自宅療養している。義母がそれなりに穏やかに過ごせているのは、義父の存在あればこそ。一日でも長くこの平穏な日々が続く事を、願わずにはいられない。 (50代女性)
45.ついさっき・・・
いい笑顔で「久しぶりだなぁ〜」お義父さん、さっき会ったばかりですけどね…。私は嫁いで以来、ずっと義父のしかめっ面しか見た事がなかった。 でも、認知症になったおかげで、お義父さんの違う優しい一面を見る事が出来るようになり、嬉しい。 (60代女性)
46.あの頃の・・・・
夜遅くなると、毎日妻はそわそわし始める。上手くは出来ないが夕飯の支度らしきことを始める。40年くらい前、毎晩残業で帰りが遅くなったっけ…。 あの頃の俺の帰りを待っていてくれる妻。目の前のおじいちゃんがお前の旦那様なんだけどな(笑)…。 (80代男性)
47.戻ってる?・・・
実家に母の様子を見に行ったら、ご機嫌がよく野菜ジュースを持って帰るように言ってくれた。帰り際、そのジュースを探すと、しっかり元の場所に仕舞い込んであった。 ありがとう。その気持ちだけもらって帰るね。 (50代女性)
48.ペーパーを・・・・
トイレでトイレットペーパーを長々と引き出して使い、あっという間になくなっていた。『そんなに使うともったいないよ』と言いたいのを我慢して、認知症だから仕方がないと自分に言い聞かせていた。義母が入所した今、それを懐かしんでいる自分がいる。 (50代女性)
自分の誕生日にケーキを食べていても、お正月にお節料理を食べていても、なぜそれを食べているのか分らない。説明しても、数分後にはまた同じ説明を繰り返さなければならない。この飾りには何の意味があるか、この場所がどんな名所であるか・・・。 そんな事はどうでもいい。毎日を機嫌よく、元気に過ごしてくれさえすれば。 (50代女性)
50.いい人を・・・・
施設に入所中の妻に会いに行くと、時々具合がいいと俺の事を心配してくれる。「他にいい人がいたら、結婚してもいいからね」分かってるよ。本当はその逆の気持ちだって事。とても不安で仕方がないんだろうなぁ。心配しなくていいよ、ここにいる俺のいい人にまた会いに来るから。 (70代男性)
これではダメだ、もっと優しくしてあげなくては…。頭の中では分かっていても、もう完全に悪循環から抜け出せなくなっていた。気が狂いそうになっていた。いや、実際狂っていたかもしれない。子育てもひと段落し、生活も落ち着いた今、ふと思う。ごめんね。今だったら、あの頃より少しはましな介護が出来るんじゃないかなって。 (50代女性)
52.憲兵だ・・・・
突然父が牛乳パックを二本抱えて来た。もうすぐ憲兵が来る。俺が牛乳を二本も持っていると、没収されてしまうから、どこかに隠して置いて欲しいと言う。 「わかった。大丈夫隠して置くよ。任せておいて!」安心した父の顔。少しは親孝行出来たかな? (50代女性)
さあ、あなたも 介護の日常を 五、七、五に託してみませんか! (介護川柳随時受付中)