焼津市近辺認知症介護家族会です。それぞれの介護の形がありますが悩みは共通?!ひまわりの会に参加して話をしてみませんか?

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ひまわり介護川柳 ・・・続・その2介護川柳TOPへ

ひまわりの会の会員が詠んだ川柳のコーナーです。

前回の「認知症だっていいじゃないか」の続編・2016年発刊の「続・認知症だっていいじゃないか」の認知症介護川柳となります。
 

11.風呂着替え・・・

お風呂に入れたり、着替えをさせたり…。毎日が介護中心に動くようになってしばらくした頃、娘から一言。「お母さん、おしゃれしなくなったね」 はっとした。気が付けば、動きやすいストレッチ素材のパンツを毎日はき回していた。
(60代女性)

12.やめてくれ・・・

介護認定更新の季節がやって来た。子供染みた当たり前の質問を繰り返され、姑はご立腹だ。プライドを傷付けられた気持ちは分かりますが、トイレットペーパーを一日で使い切り、一年中裏起毛のズボン下をはいているのは、どこかが悪いからだと思いますよ。
(50代女性) 

     
 

13.パトカーで・・・

おまわりさんに連れられて、うれしそうにご帰還。そのくせ家に入れば、もうすっかり何があったか忘れてしまっていて、でもどこかほっとした気持ちはあるようで嬉しそう。こっちがどれだけ心配したと思っているのよ、全く。文句のひとつも言いたいけど、言えない辛さ。
(50代女性)
 

4.六日聞・・・

義母の大切な手提げ袋。ある日何気なくのぞいてみると、中から大量のおしぼりが!毎朝渡すおしぼりを、きれいに丸めてビニール袋にためていたのだ。それに気付いてからはチェックを欠かさない。大量のティッシュやチラシ等あれこれ出る出る…。手提げ袋の中身は、さながら義母の心のようだ。 
(50代女性)

     

15.親と子を・・・ 

まさか自分が親の介護と子育てを、同時にすることになろうとは思わなかった。だんだん出来なくなっていく父とどんどん出来るようになっていく子供たち。お互いがお互いを補いながら、自然に助け合い思いやる…。そばにいて私はたくさん学ばせてもらった。
(50代女性)
 

16.面会時・・・

入所している母に会いに行くのが私の楽しみ。もう娘だとは分かっていないようだけど、私が顔を見せると、にこっと笑ってくれる。そんな母が切なくも、いとおしい。

(60代女性)

     

17.「行く道」と・・・

認知症の介護をしていると言うと、「あなたもいずれ行く道だから…」と言ってくれる人がいる。
あなたには私の心の中の地獄が見えていますか?
ひまわりの会でだけ本音が言える。

(50代女性)
 

18.意に反し・・・

母の介護に振り回され、疲れ果てた私が、当時小学生だった息子に、自分の味方をしてもらいたくて愚痴を言ったら、「でも、おばあちゃんは 病気でしょ?」と実に冷静に言われ、当時とてもショックを受けた。大学生になった今、改めて聞いてみると、母の奇行よりも、いつも私と言い争っているのを見るのがイヤだった、と言われた。
(50代女性)

     
19.「探したよ〜」・・・

僕が小学生だった時、行方不明になった祖父を自転車で走り回って見つけた話をしたら、ファミリーレストランで突然祖父が泣き出しました。自分は楽しかった手柄話をしたつもりだったので、なぜその時祖父が泣き出したのかが、分かりませんでした。今思えば、自身が壊れていく自覚がまだあり、一番本人には情けなく辛い時期だったのでしょう。
(20代男性) 

20.居ない孫・・・

父は孫(左ページ作者)が大好き。彼が中学生になり、部活が忙しく、あまり会えなくなっても、頭の中は彼でいっぱい。普通なら、身の回りのお世話をしている人達に少しは気を遣いそうなものだが、認知症の人は、思いっきり純粋。私達がそばにいても、彼がどうしているかの質問が延々と続く。ここまで行くと、嫉妬を通り越して、返ってすがすがしい。(50代女性)

 

さあ、あなたも 介護の日常を 五、七、五に託してみませんか!
(
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