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ひまわり介護川柳 ・・・続・その1介護川柳TOPへ

ひまわりの会の会員が詠んだ川柳のコーナーです。

前回の「認知症だっていいじゃないか」の続編・2016年発刊の「続・認知症だっていいじゃないか」の認知症介護川柳となります。
 

1.空仰ぎ・・・

いつも頭の中では解っている。認知症の父が上手く気持ちを表現出来ない事を。それなのに、自分が疲れていると、感謝の気持ちを返さない事への怒りをぶつけてしまう。あ〜またやってしまった…。自分自身への情けなさに落ち込む毎日。
(40代女性)

2.変な人?・・・

僕が赤ちゃんの時からウチのおばあちゃんは認知症だった。だから、そんなおばあちゃんが当たり前で、幼稚園に入ってからよそ家のおばあちゃんが色々な事をしてくれるのを見て初めて「あれ?ウチのおばあちゃんって変なの?」って思った。でも、それが僕のおばあちゃん。施設に入って今はもう僕の事はわからなくなったけど、ニコっと笑えばニコっとしてくれる。
(中学男子) 

     
 

3.独り言・・・

突然独り言が始まった。一日中ずーっと何か文句を言っている。よく聞いていると、親戚に対する悪口で、被害妄想気味。ほとんどが聞き取れない中で、なぜかはっきり聞こえるのは「当ったり前だよ!」のフレーズ。私はずっと前から分かっていたのさ、と言いたげだ。
(60代女性)
 

4.目の前の・・・

入所している母と会う時は、いつも文字を書く練習をする。
ある日ハガキを持って行くと、「私は しあわせ」と書いてくれた。宛名の所には、私の名前が書いてあった。今でもそれは、私の宝物だ。
(60代女性)

     

5.どこまでも・・・ 

認知症の人には、心の中まで見抜かれているような気がする。自分を愛してくれているのか、心を込めてしてくれているのか、きっと全部気付かれている。その本能的なものは最後まで残っているから、決してごまかせない。
(50代女性)
 

6.電話鳴る・・・

真夜中、早朝…。電話の音が鳴り響くたび、心拍数が跳ね上がる。警察から?施設から?
電話が鳴るたびに、心臓がドキドキする。

(60代女性)

     

7.いい夫婦・・・

夫婦仲は元々いい方だったと思うよ。だけど、よりによって、一緒に認知症になる事はないじゃない!一人が不穏になると、もう一人もなんだか落ち着かなくなる。一人でも大変な認知症の介護。掛ける二倍がこの先どうなる事か、好ご期待(泣)
(50代女性)
 

8.恥ずかしい・・・

「おばあちゃんも見に来てくれなきゃイヤだ!」意外だった。小学生の娘の運動会の日は、前もってショートステイを予約していた。その事をカレンダーの印で娘が気付いたのだ。娘の優しい気持ちを嬉しく思い、母も一緒に運動会へ。しかし娘の優しさをアダで返すがごとく、敬老席の一番前で、子供たちのラジオ体操と一緒に張り切る母の姿が…。
(50代女性)

     
9.追い込まれ・・・

もうこれ以上は無理だ…。介護、仕事、子育て…。
今までピーンと張り詰めていた糸がある時、プチンと音を立てて切れた。なんとかギリギリだけどやってこれたのに、その日を境に気力がなくなってしまった。

(50代女性)
 

9.入所させ・・・

社交的でしっかり者のお前が認知症になり、徘徊が始まり、目が離せなくなった頃、自分も体調を崩し、やむなく入所してもらう事に。ああこれでやっと解放された…はずだった。元気に自由を謳歌できるはずが、なぜか急に気力がなくなってきた。介護から解放されると同時に、生活の張合いもなくなってしまったからだろうか…。これが介護ロスってやつか。(70代男性)

 

さあ、あなたも 介護の日常を 五、七、五に託してみませんか!
(
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