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ひまわり介護川柳 ・・・続・その4介護川柳TOPへ

ひまわりの会の会員が詠んだ川柳のコーナーです。

前回の「認知症だっていいじゃないか」の続編・2016年発刊の「続・認知症だっていいじゃないか」の認知症介護川柳となります。
 

31.声荒げ・・・

また妻を怒鳴ってしまった。怒っても逆効果だと、頭では分かっているのに。しょぼんとしている妻を、いつものショッピングモールへ誘ってみる。
反省しながらあちこち歩き回るが、その頃妻は怒られた事など、もうすっかり忘れている。


(80代男性)

32.淋しさの・・・

娘が中学二年の時、突然認知症の義母と同居する事になり、ひとりっ子で親子三人穏やかだった生活は、その日を境に一変した。娘は父親が大好きだったのに、父親である夫は義母につきっきりになり、娘は淋しそうだった。病気の義母を責める事も出来ず、いよいよ娘のストレスは爆発!壁を思いっ切り蹴り、凹んでしまった。
(50代女性) 

     
 

33.同居の子・・・

小学校入学と同時に要介護5の父と同居する事になった子供達。気軽に友達を家に呼ぶ事も出来ず、寂しい思いをさせてしまった。しかし彼らの成長は目覚ましく、弱い立場の人への慈愛の心や、本質的な思いやりと優しさが身に付いてきているように思う。
そういう意味で、子供達の育成に一役買った父の存在には感謝している。

(40代女性)
 

34.おしぼりを・・・

毎日の介護に疲れ果て、少し無謀かと思ったが、気晴らしに一緒に喫茶店に入ってみた。注文を済ませ待っていると、目の前にあったビニールに入ったおしぼりをバナナを持つようにつかみ、ビニールを皮のようにむき…、パクッ!一瞬唖然…。「あー、それ食べちゃダメだよ〜!」たまにこんなことがあるから憎めないんだよね。
(50代女性)

     

35.老妻が・・・ 

食事が終わってからも、満腹中枢が麻痺してしまっているのか、お菓子をずっと食べ続けている。体重も増えてきたし、糖尿病も心配だから、何とかして止めさせたいのだが、説明しても理解できるはずもない。それにしても、食欲旺盛に食べる姿はまるで子供で、実に幸せそうだ。
(80代男性) 

36.少しだけ・・・

いろいろと出来ない事が増えてきても、当の本人の自覚はゼロ。私が忙しい時に限って、あれはどこだ?これをこうしてくれ…。ふぅ〜ごめんね、お義父さん、ちょっとだけ聞こえなかった事にしていいかしら。

(60代女性)

     

37.お小遣い・・・

おしゃべりもするし、一緒に遊んでもくれる普通のおじいちゃんだった。だけど、お年玉もお小遣いももらったことがなかった。他の友達が祖父母にお小遣いをもらっているのが少しうらやましかった。今になれば、認知症の祖父にその気遣いが出来ないのは理解できるが、幼い頃のちょっぴり切ない思い出だ。

(20代男性) 

38.久々に・・・

桜が満開の時に思い立って花見ドライブに連れ出した。
「わあーきれいねえ、涙が出るほどきれい」と大感激の言葉。本当にうれしそうで良かったと思う反面、施設では感動する機会が少ないことを思い切なくなった。そして、またこんな機会を作ろうとも思った。
(50代女性)

     
39.点滴で・・・

一般の人にとっての通院や入院と違って、認知症の人のそれらは本人も付き添う家族にとっても大変。座って待つ、口を開ける、注射をする…ただそれだけが一苦労。この夏、妻の食欲が落ちてしまい、点滴をする事になったが、管を抜いてしまうため、二時間ずっと腕を押さえて付き添った。終わる頃には、こっちがクタクタだ。
(70代男性) 

40.イライラの・・・

突然入る「怒り」モードは何が原因?食べ物が無い。誰かが自分を悪く言ってる。こんなに苦労してきたのにどうして・・・。色々な脳内ストーリーがイライラさせてしまうらしい。
対応するこちらはオロオロ。あーいったいどこに怒りのスイッチはあるの?

(40代女性)

 

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